相続で手に入れる注文住宅の資金

相続で資金調達をすることのメリット

注文住宅は、施主のこだわりを反映しますから決まった規格の建材を使う建売住宅よりも価格が高くなる傾向があります。そのため、資金調達をするのは大変です。一般的に住宅の購入資金を調達するために使われるのが住宅ローンですが、借金ですから利息を含めて返済しなければいけません。しかし、相続で資金調達ができれば、いろいろな点でメリットがあります。まず、住宅ローンを利用せずに済むか、大幅に借入金額を減らすことができます。これにより、購入後の生活で住宅ローンの返済に苦しむことはなくなるでしょう。また、本来であれば返済に充てるはずだった収入を、別の資金に回せます。子どもがいるならば、学費の高い学校に通わせることもできるでしょうし、車や家具・家電の購入もしやすくなります。

相続財産を一円でも多く残すための節税

注文住宅の購入資金を相続で調達するというとき、注意するべきは相続税です。相続税は超過累進課税ですから相続財産が多くなればなるほど相続税の負担が大きくなります。ただ、税金はやり方によっては節税が可能です。そのノウハウは専門家である税理士が持っていますから、できるだけ早くに相談に行きましょう。相続税の申告期限は、相続の発生を知った日の翌日から10ヶ月以内となっていますから、出遅れると間に合わなくなります。また注文住宅の購入を以前から決めていたならば、両親に生前贈与を提案しておくというのも節税方法のひとつです。生前贈与は、一定額までは税金がかかりません。ですから、相続だけのときと比べて、相続税の負担を軽減できます。そうして、1円でも多くの相続財産を残せれば、注文住宅を購入しやすくなるでしょう。